osakanatarouのオーディオ修理ブログ

古いオーディオ修理

LUXMAN L-507の修理

1973年頃に¥98,000で販売されたプリメインアンプ。トランジスタアンプだけど雰囲気が良い。小さな音量で楽しめるので夜にピッタリ。

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◆症状

Phonoに切り替えるとバリバリと大きなノイズが聞こえてレコードが聞けない。

◆補修

電源は問題無い。基板を目視したら、トランジスタの足が真っ黒だったので清掃。セレクターとリレー接点も分解清掃した。ここまでで、ガリは改善したが、Phonoのバリバリノイズは改善しなかった。オーディオ仲間に話したら「Phono回路入力段のコンデンサを確認したら?」とアドバイスをもらった。これが当たりで入力段のタンタルコンデンサが劣化故障していた。手持ちのタンタルに交換したら、バリバリノイズが無くなり無事にレコードが聴ける様になった。

基板右側付近がPhono回路、写真右下にある青色のタンタルコンデンサが故障していた。

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おしまい